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野鳥の楽園 濤沸湖にようこそ
~斜里岳を望むオホーツク海沿岸にある濤沸湖~
濤沸(とうふつ)はアイヌ語のトプッ(to-put)で、湖の口のことを意味します。
濤沸湖は、川の水と海の水が入り混じり、湖水には海からの栄養も加わるので、生き物にとって豊かな環境となっています。
夏は、濤沸湖周辺に広がる湿性草原にヒオウギアヤメが咲き、砂丘の小清水原生花園とは違ったお花畑が見られます。湖のほとりには牛や馬が放牧され、のんびりと草を食むのどかな情景が広がります。
厳しい冬の前には、南へ渡るオオハクチョウやさまざまなカモなど50種類を超える渡り鳥がここに立ち寄り羽を休めます。
四季を通じて250種ほどの野鳥が見られる、まさに野鳥の楽園です。
濤沸湖がわかる10のキーワード
大地の営み、人々の暮らし、そこに生きる野生生物。
太古の昔から現在まで、濤沸湖では、オホーツクの自然と生き物たちが多くの物語を生み出してきました。
現在、濤沸湖の海岸側には、自然の花園で知られる小清水原生花園が広がり、湖の背後には斜里岳や知床連山を一望する事ができます。
このような美しい特性が評価され、濤沸湖一帯は北海道を代表する景勝地として知られるようになり、網走湖、能取湖、サロマ湖などとともに網走国定公園に指定されています。
人間を含めた多くの生物とともにある濤沸湖。
濤沸湖に関わる10のキーワードから、濤沸湖の「これまで」と「今」を見ていきましょう。
濤沸湖のなりたち
濤沸湖のあらまし
アイヌ民族とオホーツク人
濤沸湖周辺の人々の歩み
水鳥たちの楽園として
絶滅の危機に瀕(ひん)した野生生物を守るために
「賢明な利用」という考え方
濤沸湖周辺の景観保全
野鳥を知り、野鳥を守る活動
氷結と風雪を利用して訓練の場に
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